鉄と魚とラグビーの街 かまいし
岩手県の沿岸部にある釜石市へ。
街の至る所に”鉄・魚・ラグビー”の文字が。
西部は山に囲まれており、東へ行けば太平洋に面します。
製鉄業が盛んな街で、”近代製鉄発祥の地”と言われています。
日本では昔は砂鉄を用いた製鉄が行われていましたが、釜石にて磁鉄鉱を用いた製鉄に成功し、日本の近代化に大きく貢献したそうです。
そして、なぜラグビーの街なのかというと、新日本製鉄釜石製鉄所ラグビー部(通称:新日鉄釜石ラグビー部)の存在に由来しており、日本一を決定する「日本ラグビーフットボール選手権大会」において、1979年から1985年にかけ7連覇という偉業を成し遂げ、その圧倒的強さから「北の鉄人」と呼ばれたそうです。(参考)
こういうこともあり、2019年のラグビーW杯の開催都市にもなっています。
震災復興へ ミッフィーとともに
なぜ釜石に来たかというと、なんとこの街には日本唯一の常設のミッフィーカフェがあるのです。

なぜ釜石にミッフィー?
きっかけは東日本大震災で、復興へ向けた取り組みとしてミッフィーカフェの話があがったそうです。
人々が交流し、つながりを感じられる場所を創っていきたいという、釜石の人たちの熱意に感銘を受けたオランダのメルシス社が、力を貸してくれました。(詳細)
素敵な話ですね~
ミッフィーをさがせ! ミッフィーストリートを歩く
ミッフィーカフェは釜石駅から約1kmのところにあります。
ん? 歩道に何かありますよ…
!!!
大きな絵本…じゃなくて案内板が!
家族仲良くドライブしているイラストです。

釜石駅⇔ミッフィーカフェ⇔魚河岸テラスの3拠点をつなぐ通りは、”ミッフィーストリート”と呼ばれています。(広報かまいし)
この通りには、歩行者をミッフィーカフェまで導くポール型サインや、
かわいい埋め込みプレートがあります!
金色だからすぐ見つかるっしょ~と思いながら探しましたが、これが結構見つけにくく、なかなか大変です。
かわいすぎる…
このプレートは全部で18種類あるらしく、全部見つけてやろうと意気込んだものの、2種類だけ見つけられず…
もやもやしましたが疲れて断念しました笑
プレートは歩道の左右両方にあります。ぜひ探してみてください。

うさこちゃんとらぐびー
さて、中へ入ります。
カフェの前に、隣にあるグッズ売り場へ。
ん?
!!!
なんとミッフィーがラガーマン姿に!
このぬいぐるみは釜石限定で販売されていて、大サイズと小サイズの2種類あります。
他にも限定のマグカップやトートバッグなども販売されています。
お土産に持ってこいですよ!

かわいすぎる癒し空間
グッズ購入を済ませ、いよいよカフェへ。
まず注文を済ませてから席に着きます。


注文を終えたら席に着き、料理を待ちます。
ミッフィーだけでなく、その他のブルーナ作品も置いてあります。(ブルーナ:ミッフィーの作者)
この本の題名は「うさこちゃんのだんす」
ミッフィーじゃなくてうさこちゃん?名前が違う…(上で何度か名前出してるけど笑)
なぜ違うのかというと、その理由は出版社の違いにあります。
ミッフィーはオランダ生まれのキャラクターで、オランダ語では名前を”ナインチェ”といいます。
最初に日本語訳した児童文学者の石井桃子さんが、ナインチェを”うさこちゃん”と名付け、1964年に福音館書店から絵本が発売されました。1979年からは講談社からも発売されるようになり、そちらでは英語名である”ミッフィー”という名前が使われることになったそうです。

ぬいぐるみもたくさん。至る所にミッフィーグッズが飾られています。
いろんな姿のミッフィーたち。



席に座っているミッフィーもいます。
よくみるとミッフィーの影が!
これもミッフィーの形!
たくさんいてどれもかわいいですね~!ずっといたくなる空間です。
料理にもミッフィー!
数分待ち、ついに注文の品が登場。
「チョコレートパフェ」と「ミッフィーマシュマロラテ」です。
おお~!笑
こちらをちらっと見ていますよ。かわいいね~!(n回目)
マシュマロラテにはミッフィーマシュマロが。
ふわふわしてるね~



語彙力を失くし(元々ない)、後半はほぼかわいいしか言ってませんが、癒されること間違いなし!
釜石に行くのはなかなか大変ですが、行く価値ありますよー!
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店舗名 | ミッフィーカフェかまいし | |
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住所 | 岩手県釜石市大町1丁目1−10 釜石情報交流センター内 | |
営業時間 | 11:00-15:00(土日祝は16:00) 定休日:水曜・第三木曜 | |
電話番号 | 0193-55-6707 |